300円で野菜たっぷりの、おいしいお母さんごはんが、これ！



駅前すぐに、「もう一つの家」と、看板のでているところです。




ここは、本来は、食事処ではなく、

「もう一つの家」という名が示すように、

いつでも、だれでも、ふらっと寄って、好きなように時間を過ごせる場所なのです。

NPO法人が運営していて、

昼の11時から1時くらいまで、ランチを提供しています。

今日は、こぢんまりした「家」の中に、20人くらいはいたでしょうか。

みなさん、楽しそうにランチを食べていました。

ランチを作っている方も、楽しそうです。



台所の方のおはなし。

「ここには、お野菜を寄付してくれる人がいるので、

地元で作られた、旬のお野菜をたくさん使って、

手間はかかるけど、色んなおかずが食べられるように、

日替わりで、ランチを作っているの。

ここへくる人は、70代以上の人が多いけど、

若い人もくるし、男の人もくるし 、

今いる人の中で、90代の人が3人、

認知症の人も3人いるの。

認知症の人でも、ここでは、役割があって、

お茶を淹れたりしてくれるのね。

そうすると、張り合いがあるでしょう？

ここでは、みんな飾らないの。

ありのままでいられるのよね。」

無報酬で働く台所の方が、一番楽しそうに輝いてみえました。